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読書日記 「父と子の旅路」 小杉健治

最近色々と本を読んではいたのですが、あまり面白いものが無くこの読書日記に書くほどのものはなかったわけで・・・面白い本が読みたいと思いました。

前回「父からの手紙」で感動してしまいました小杉健治氏にとうとう手を出してしまったわけなんですね。
今回はこれ。

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いやぁ、しかし小杉健治氏は期待を裏切らないねぇ・・・
非常に面白かったです。
推理小説の体をなしていますが、半分ほど読みすすめた段階で、おおよそのネタはバラされていて、「・・・?」と思いながら後半を読み進める事になります。

しかし、最後の最後に残り一部のネタをばらしたときの「やられた」感はさすがの一言。

人間の抱えるどうしようもない運命、またそれに立ち向かうための苦悩、すべてを享受し許すという葛藤、とにかくあらゆる要素が組み込まれており、読み終えた時、考えさせられるを通り越して悔しささえ覚える。

誰しも多かれ少なかれもっているであろうどうしようもない運命も、立ち向かい打ち勝たねば先へは進めないのかもしれません。
生きるということは時に過酷で辛いことかもしれませんが、それだけにすばらしいことなのだと思いました。

僕のお気に入りの作家に加えること間違いなしですね・・・^^
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